売り手良し
買い手良し
世間良し
「商売は菩薩の業、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の中の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの利は勤るに於いて真なり。」~江戸商家の家訓より~
(商売道の尊さは、売り手・買い手どちらにも利益をもたらし、社会で不足しているものを補うからであり、仏の教えに叶っている。商いからの利益は、商人本来の勤めを果たした結果として得てこそ、本当の利益と言えるのだ。)
近江商人の商いの理念としても広く知られている三方良しの精神。
一人勝ちを狙うのではなく、三方ともに潤うように智慧を絞り、汗をかいていくことが、成幸に結びつくのです。
商いに限らず、自分を取り囲む様々な局面で、羅針盤となることばです。
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