かせぎさんわり、しごとななわり
稼ぎ3割、仕事7割 |
稼ぎと仕事には違いがあります。
稼ぎというのは、生活のための儲けであり、仕事というのは、相談にのるとか地域の仕事をするとか、つまり、人のための仕事を指します。
現代では混同されがちですが、江戸時代は人のための「仕事」が7割、
自分ための「稼ぎ」が3割という心意気で、世の中が上手く回っていたのです。
これは、現代社会でも十分に通用するものですし、ビジネス以外の様々な場面でも当てはまります。
10割全部、人のため、10割全部、自分のためというのではなく、
丁度いい「人のことが7、自分のことが3」の心持ち。
後世に伝えていきたい心の置き方の智慧です。