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【ミニ四レーサーが繋がり続けるSNS】ミニ四駆ちゃんねる☆

ARの駆動の謎が解けた(と思う)
日付
2016年06月04日(土) 16時01分
先日ARのダンシングドールを作ったので、
なんとかそこそこ走るARにしたいなと思い
ARの駆動について考察しました。謎は解けた!?


昨年の復帰当初はARをよく使ってたんですけど、


「ARは遅くて、ペラシャとピニオンがよく死ぬ」
という印象がずっとありました。


ここで超モブレーサーによる独学の解決方法なんですが、


ARの駆動が遅い原因は
①接触抵抗 と ②トルク抜け があると思うんです。


まずは接触抵抗の解決方法。


画像2枚目のフロントクラウン周りですが、
ARにはクラウンと軸受けの間にギヤ位置出し用の
変な突起があります。(赤丸部分)


こいつがあるとトルクは上がるんでしょうが、
接触抵抗が増えるし、フロントに遊びがないと
タイヤロック時にペラシャ死亡のリスクが増えるので
ニッパー等でちょん切って無くしてしまいます。


この突起が無いVSやS2のほうが速いしね。


で、タイヤ → 620 → 小ワッシャー2枚 → クラウン


これで小ワッシャーが効いて接触抵抗無く
ほどよいクラウンの位置出しになると思われます。


あと、ペラシャ先端の壁も接触抵抗の原因に
なりそうなので迷わずちょん切って無くします。


これでフロント周りはおしまい。


で、リアは タイヤ → 620 → 小ワッシャー1枚
→ スパーギヤ → 1.5㎜スペーサー → クラウン


こっちは特にシャーシはちょん切らなくてもよさそう。
小ワッシャーはスパーとシャーシの接触抵抗を回避します。


そして、カウンターギヤについては、
丸穴ベアリング → ベアリングスペーサー(向きに注意) 
→ 小ワッシャー1枚
これで、カウンターギヤと外側の壁の接触を防止します。


あとは、フッ素コートでなくノーマルのギヤシャフトを使います。


というのもフッ素コートのシャフトは若干太いようで
カウンターとスパーの噛み合わせがキツくなって
接触抵抗が増えるような感じがします。


軸受けにガタが少ない620を使っているので、
噛み合わせ的にはノーマルのギヤシャフトのほうが
相性がよさそうです。


たったこれだけで、アトミ2では
自分のVS・S2と同等のスピードになりました。
ペラシャもそんなに死にそうな感じはしません。


・・・しかし、HD3ではむしろ遅くなりました(--;
発狂しながらその原因探究をしてみたのですが、


これはAR特有のトルク抜けのようです。
構造上、ARで一定の負荷がかかると
ギヤカバーの内側とモーターカバーを押し上げて
モーターピニオンとカウンターギアが離れてしまい
トルク抜けを起こしてしまうみたいです。


なのでこれを解決するために画像3枚目のように


まず、ギアカバーのツメにタミヤテープを巻いて
ギアカバーが持ち上がらないようにします。


次に、モーターカバーのツメにタミヤテープ、
そしてカバーとモーターの接触面に
2㎜厚のブレーキスポンジを挟むようにします。
やわらかい灰色がよいんではないかと。


これで、ダッシュ系モーターを使っても
カウンターとピニオンのトルク抜けが防止できます。


よくネット上ではARのシャーシ側にタミヤテープ等を
貼って、カウンターとピニオンの距離を離す方法が
紹介されてたりしますが、トルク抜けの原因になるので
やらないほうがよさそうです。


フッ素コートシャフトの代わりに
ノーマルのギヤシャフト使用すれば十分ではないかと。


・・・という調整をしたところ、
HD3でも自分のVSやS2と同等の速度になりました。
(JCJC換算だとだいたい3.4秒くらい)


ARはシャーシが固いので5レーンとの相性は悪そうですが
3レーンでお遊びマシンを作る分には電池交換等が楽なので
駆動の問題さえ解決できれば凄く良いシャーシ・・・
だと思います。


まあほとんどの方には当たり前レベルの話かも
しれないのですが、ネットには出てこないし、
独学で解明しようとするとこんなことでも一苦労です。


・・・というわけでARのゆとり駆動調整でした。
実走実験したのでそんなに的は外れてないと・・・思う。

イデオン (11)