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| Let's&Go MAX Another story 15 |
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~GEN製作所~
豪樹とヒトシのタイマンレースも残り1周を切った。ここから二人のバトルはデッドヒートして行く…。
豪樹「カッとべ!マックスストーム‼︎」
イーグルマックスはエアロバリアを纏い第1コーナーに入るビクトリーチャンプに矢の如く向かって行く。
ヒトシ「ぬわっ⁉︎来たな?豪樹~。」
コーナーリング中のビクトリーチャンプにイーグルマックスが追い着いた。
しかしコーナーでは僅かながらマックスの方が遅いので、差が1センチ2センチと離されて行くのである。
ヒトシ「コーナーで追い抜くなんて、マシン性能差やコーナー性能差、セッティングにデカい差が無い限り仕掛けるのは無理だぜ。」(この後の複合コーナーで差を作っておかないと中盤のストレートで抜かれちまう。)
豪樹「離されるな‼︎マックス‼︎」(ここで離されたら次の直線で抜けない…)
この後の複合コーナーはヒトシ先行で50センチほど差が付いていた。
豪樹「よし‼︎」(これ位の差ならまだ行けるか⁉︎)
先にビクトリーチャンプがコーナーを立ち上がり先行する。
豪樹「行くぜ、イーグルマックス‼︎エアロバリア、オン‼︎カッとべマックスストーム‼︎」
イーグルマックスがエアロバリアを纏い、次のコーナーにエアロチューブが延びる!
そして前方のビクトリーチャンプの横をエアロチューブが追い抜く!
ヒトシ「‼︎」
ヒトシは振り返り後方を見るとイーグルマックスが迫って来ていた。
ヒトシ「ビクトリーチャンプ!抜かせるな‼︎」
イーグルマックスをブロックしようとするが、ある事が頭をよぎった。
…
…
左京「マックスストーム敗れたりや‼︎」
スパッ、スパッ、パキャーン‼︎
左京「何っ⁉︎」
ボルゾイラキエーターが真空によって破損させられる。
左京「ラキエーターが…」
…
…
マックスストームのエアロチューブに入りマシンが壊れるのを察しビクトリーチャンプは一瞬迷いが出た。
その隙にイーグルマックスが横に並ぶ!
ヒトシ「しまった⁉︎」
気付いた時にはイーグルマックスに抜かれていた。
豪樹「やったぜ‼︎」
次の連続コーナーに二台縺れる様に入って行った。
烈矢「この勝負、兄貴の勝ちだな…さて俺はHawkKnuckleのボディ作りの続きをするか。」
もう仇打ちの必要は無いと言わんばかりに、烈矢は寄り掛かっていた屋上の手摺りから踵を返し自室へ入って行った。
ヒトシ「この連続コーナーで抜き返してやる。」
豪樹「させないよ!」
豪樹先行でヒトシが後を追う展開。ここから逆転はあるのか⁉︎
Let's&Go MAX Another story 15…END |
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