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1000です。
はじめにお断りしておきますが、つけ間違いではありません(笑)
意図的なものです。
(追記:コメントでご指摘を受けた通り、レギュレーション違反の可能性がありますので、気にされる方はご参考ということで…。)
今回のネタは、タイトルの通りワンウェイホイールを通常と逆向きにつけることです。
4輪でこれをやってしまうと当然まともに走らなくなってしまいますが、2輪(リヤ)だけなのがミソです。
目的は以下の通りです。
<コーナリング対策>
今回のマシンでは、コーナリング中にフロントのアウト側のタイヤにトラクションをかけるようにしました。
他の3つのタイヤは浮かせるか空転させます。
駆動輪を1つに絞る理由は以前の日記で紹介した通り各タイヤの走行距離の違いによる抵抗を抑えるためですが、以前とは逆で最も走行距離の長いタイヤで走ることにしてみました(こっちはこっちでメリットがあります)。
このマシンはローラーベースが後ろ寄りなので最も走行距離の長いタイヤとはフロントのアウト側のタイヤです。
さて、前置きが長くなりましたが、まずローラーセッティングでインリフトを発生させてイン側の2輪を浮かせます。
次にアウト側の2輪が残りますが、走行距離を考えればリヤタイヤの方がフロントタイヤよりも遅く回転する必要があります。
このためにリヤのワンウェイを逆向きに取り付けて回転を遅らせられるようにしています。
リヤ駆動にしてフロント側を通常の方法で取り付けたワンウェイとする方法もありますが、フロントローラーのスラストを生かしてトラクションが稼げそうなのでフロント駆動にしました。
<ジャンプ対策>
着地のときに前のめりになると不安定になる、と聞きました。
前のめりを防ごうとするのがこのセッティングのもうひとつの目的です。
ジャンプのときはフロントタイヤの方が先に飛ぶので、フロント・リヤとも飛び出す速度が同じであればフロントタイヤの方が先に着地するはずです。
これだけでも前のめり傾向にはあるはずです。
ところが、よく考えれば先に飛ぶフロントタイヤが浮いた瞬間にリヤタイヤに駆動力が集中するのでリヤタイヤの方が勢いがついて高く遠くへ飛ぼうとする傾向がありそうです。
これは前のめりを強める原因だと思われるので、ジャンプとのきにはリヤの蹴り出しを弱めたいわけです。
そこで、リヤのワンウェイを逆につけることによってフロントタイヤが浮いたら駆動力が抜けるようにしてみました。
普通に走っているだけであれば、ワンウェイは作動していないはずなので、特に抵抗が生じるものでもないと思っています。
後輪に伝わらないトルクは前輪に行くので問題ないです。
懸念点としては、ジャンプのときに左右のワンウェイのどちらか作動しないとバランスを崩す可能性があることですが、脳内最速理論では「すべてのパーツは設計通りに稼働する」ことを仮定することもできるので問題ありません(笑)
マシンは作りかけなので、完成したら暇なときに(来年にでも)新橋あたりで試してこようかと思います。
お尻から着地できないかなー。 |
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