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基礎編は分解ですぐわかる部分のみ触れました
もう少し掘り下げて見て行きます
連載記事の続きです
もし読んでいなければこっち読んだ方が面白いと思います
謎はすべて解けた トルクチューン2系モーター基礎編
http://sns.prtls.jp/mini4wd/diary.html?id=5268&did=e603031b7df77d
ハウジング(モーター缶)の磁石の強さによる性能の変化
磁石もコイルと一緒で性能の変化がありますが、回転数とトルクは同時に速く、強くは出来ません
磁石の磁力は弱くすると(ストール)トルクが低下し、(無負荷)回転数は増加します。
逆に磁力を強くすると(ストール)トルクが増加し、(無負荷)回転数は低下します。
チューン系の磁石は大きく分けて2種類ありました
ノーマル、レブ 弱い
アトミ、トルク、ライト 強い
レブはまさかのノーマルと同一
おかしいと思い再確認しましたが同一でしょう
ハウジング変更によるタイムの違い
タイムはフラットコースの1周目と3周目
①コイル、エンドベルはレブチューンモーター
ノーマル缶 16.34 15.56
レブ缶 15.98 15.54
レブ2缶 16.41 16.05
トルク缶 18.17 18.00
トルク2缶 17.34 17.55
アトミ缶 17.73 17.77
ライト缶 17.80 17.53
ハウジング変更でトルクが強くなると、回転数が下がり加速しやすくなるので、ラップのタイム差が無くなってタイムが下がります
タイムは2周目と3周目はほぼ差が無いです
②コイル、エンドベルはトルクチューンモーター
()内は2周目
ノーマル缶 16.02 (15.41) 15.16
レブ缶 15.71 (15.27) 14.81
レブ2缶 15.73 (15.30) 14.94
トルク缶 15.85 15.56
トルク2缶 15.82 15.55
アトミ缶 16.01 15.55
ライト缶 15.80 15.60
ノーマル、レブハウジングは加速トルクが足りず2周目と3周目も差があります
疑問になっている部分の結果
①ほぼ同スペックのモーターで格付けの違うモーターが数種類ある
アトミ2PROとトルク
トルク2PROとアトミ
計測タイムもトルク2PROはアトミ2PROより速い
片軸はきちんとアトミ2がトルク2より速い
ハウジングではほぼ変わらないので、特性はコイルのスペックで決まる
バランス型は片軸はアトミックチューン、両軸はトルクチューンになる
②トルク2とアトミ2・トルク2とアトミの違い
トルク2とアトミ2は使い分け可能か?
一応出来ますが、コイルでの多少の性能差しかありません
③レブチューン2イケてるよ!
レブチューンはやはりほぼ変化なしです
性格が決まるハウジングがノーマルモーターと一緒なのでトルクが細く立体ではまったくイケてません
④アトミックチューン2はライトダッシュより速いよあんちゃん!
ハウジング部分ではほぼ変わらず
コイル部分はライトダッシュの方が回転数は高くなる
設計上も間違いなくライトダッシュが上です
もしアトミック2が速ければアタリかライトダッシュがハズレです
テストコースも3コースに増やしましたが、フラット以外は全然ライトダッシュが速いです
⑤チューン2系はアタリが多い?
ブラシを見てみましたが、他の方が言う様にブラシ自体の摩耗は速いです
モーター自体の性能も上がっていて走行慣らしでもすぐにタイムは縮むのですぐに速くなります
⑥気になる燃費は?
計測は同ロットアルカリ電池を使用
テストコースを2つ走り、走行後電圧と12時間後電圧で判断
走行時間
1コース目約50秒
2コース目約30秒
左から悪い順
基本は
レブ2≒ライト>トルク2≒アトミ2
考察結果
奥さんコイツ元気良いから買ってって!なモーターは?
片軸はやはりトルクチューン2ですね
回転数がかなり上がりトルクもライトダッシュより上のスペックなりました
再加速と維持速度は条件が揃えばアトミックチューン2を抜きます
アトミックチューンは手持ち無くなり次第で良さそうです
普通に使うなら旧アトミックチューン買い溜めは意味無さそうです
※一部追記
両軸はアトミックチューン2PROです
トルクチューンPROの1ランク下のモーターとしてアトミックチューン2PROが出たのでセッティングパーツとしてオススメです
トルクチューンPROは極端な違いが無いと思うので、手持ちが無くなり次第で良さそうです
レブチューン2PROはお好みで
使ってみた感じはトルクチューン2を廻る様に慣らしをしてやれば面白そうです
次は需要が無いらしい?計測まとめです |
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