著者;本谷有希子
主人公は仮眠症でメンヘラニートの女。
編集長の彼氏に寄生していて日々、悪態つきながら自堕落な生活を送っている。
しかし主人公も今の生活に満足しているわけではなく、周りに流されながら少しずつ真人間になろうともがいている。
あらすじはそんな感じの話です。
主人公のめちゃくちゃだけどなんとなく納得できる心情だったり、言動が空回りして勝手に疲れてしまう様なんかは馬鹿だなぁなんて思いつつも、自分は妙に共感出来る部分が多くて面白かったです。
先輩から紹介された本だったのですが思わぬ収穫でした。
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