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チャージアンプのプリアンプ、FET増幅の負荷をアクティブロードにして、あと、完全に趣向の域に突入しかけていますが、初段増幅のFETをパラレル接続化させてみました。
アクティブロード化の効果はかなり明瞭です。
パラレル化の効果もややあるようです。
あとは、アクティブロードの定電流源を、今のお手軽FET版からもう少し高性能版に変えたらどうなるかを見ておきたいと思います。
現行版に比べて(特に低エネルギー領域の)ピークの山の形がすこし鋭くなっているようです。
あと、僅かですが、回路雑音も下がっているようですが、こちらの効果はいよいよ微妙ですね。
いずれにしても、良い感じに改善されることは確かです。
さらに、もうひとつ。
このお手軽構成だと、プリアンプの調整箇所がほぼ皆無になるのですね。部品点数も少なめだし。FETは都合3個投入するものの、FETまわりの抵抗は全て排除できるのがおおきいです。
FETのバイアス設定は、オペアンプ出力からフィードバック抵抗経由で、オペアンプの非反転入力の電位基準に合います。
ドレイン電流は、定電流化すると定電流源の仕様できまりますので、これは楽。 電源電圧にあわせて基準電位を調節すれば、かなり広範囲の電源電圧で使えそうです。
部品耐圧もありますし、ローノイズ性が必要ですので、あまり電圧をあげるわけにはいきませんし、FETやオペアンプの最低の動作可能電圧もありますので、あまり下げるわけにもいきませんが・・5~10V(単電源)くらいなら使えそうですね。3Vまで落とせるかは、定電流源の性能次第とみています。 |
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