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今日は聖書からこの聖句を抜き出そう
聖書解釈の中でも最難関
最高に難しく、最高に意見の割れる
箇所がここであろう
汝の敵を愛せよ
これは我々からまだまだ遠い
この聖句の下の方に
まずは許しなさいと続くんだが
まずは許す
これは非常に難しい事だよ
聖書の難解にして神聖なるところは
そうあれ とは書いてあっても
どうやって？と言う部分が
見当たらないところだ
あれは1つの奥義の書
初学者に向けて書かれた訳ではない
あれを読み解くには相応の訓練が必要だ
しかし我々は何事も今いる地点から
始めなければならない
まずは許せ
つまりそう言う事なんだが、
これを実行するのは実に難しい事だ
私は全身これ怒りの権化よ
今でも正直ムカついてるし、
復讐をたくらんでるぜ
怒る事は悪いことではない
もし怒りを怒りとして純粋な形で保存し
活用出来るなら、我々はかなりの事をやってのける
力を得るだろう
我々の持てる一番強力な力は恐怖であり、
次いで強力な力は怒りだ
それは変質のしやすさの問題
恐怖は、純粋な形で恐怖として活用出来る
恐怖に晒された我々の取る行動は
これはもう二つのパターンしかないのだ
fight or fright
闘うか逃げるか
もうそれ以外有り様がない
しかし怒りは扱いが難しい
怨み、八つ当たり、突発的暴力
その他諸々変容してしまうのだ
ワークにおいては、突発的暴力に及ぶ類いの
人間の方がまだ見込みがあるのではないかと
思う程だ
彼らは純粋だからだ
純粋に怒りの力をそのまま活用出来る
変に誤魔化す類いの人間より
余程見込みがあるよ
しかし、我々はなかなかそう言う訳にもいかない
溜め込み、変質し、劣化させていく
物が酸化していくのと同じように
我々の中の物もなんであれ変質していく
とりあえず怒りを純粋に保存する事に関しては
一先ず置いておいてだ
とりあえず問題は変質した怒り
既に純粋でなく、腐って放置されてる
これの扱いについてだ
脳内では繰り返す
ループループループ
理論を加え練り完成させ
そしてループする
時間の経過と共に練り上げられ
ますます変形し、俺のなかに定着する
最早、純粋さの断片すらないよ
純粋な怒りの時の質に蒸留出来ないものかと
常々思いだし、
いやいや、こんな事言ってても仕方ない
もう変形したこれをそのまま俺は扱えない
って話をしたいのだ
だから割る
ストレートではきついから割らざるを得ない
しかしこれの味がまた濃くてね
と、言うところで恥の概念が出てきた訳だ
この変形してループする怒りに
対抗出来る俺の中のデータ
恥の概念だ
恥を想起する
これでいい感じに割れる味付けに
なったって話
そう、俺もまた人並みに凡人に過ぎないのだ
市井の何ともそう変わらない
あれ?つまりこれは初めてクンダリニー上昇が
あった時に味わった感覚と同じだな
勘違いしないでおくれ
俺が言っているのはそう言う思考って
話ではまるでない
そう考えるようにしよう
とかそう言う話ではなく、
そう言う状態って話
そうなっているって言う状態の話
だから結局どうやって？と言う方法は
関係がないんだよなぁ
どこまでいっても正確には伝わらない話
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