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思考機能は他者に利を説くために
我々に付与された
つまり思考とは他者の為にある
感情機能は自分のもうひとつのエネルギー源として
本来的には付与されていた
それは思考機能では推し進められない計画を
遂行する為の我々のもう一つのパワーだ
つまり感情とはただただ自分の為だけに存在する
もともとの人間 世間一般におけるごく普通の意味での
人間の設計では、つまり
他人の為に考え、自分の為に感じる
これが本来的な意味での人間の機能だった
もし自然の影響下で自然に発達を遂げれば
人間とはそうだったのだが、
社会性に特化し、社会構造の中でしか
生きていけなくなった人類は
自然とはまた別の方向に進化をしてきた
自分の為に考え、すでに感じ取る機能は
消滅寸前
現代の人類は既にこういう進化をしてきている
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