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3月の大アサリカツ丼ツーリングの最後に道の駅で買ってみたワラビがとても美味しかった。
山菜には幼い頃から殆ど馴染みがない。
家庭で調理して食べるもの、という感覚はなく、和食のお店でたまに小皿で添えられていたり、蕎麦屋さんで天ぷらの盛り合わせを頼むとついてきたりするもの、という印象。
多分母が山菜嫌いだったのだと思う。
そのことを、何となく殿に話したところ、ワラビなんてものは、買うものじゃない、その辺の山に行けばいっくらでも生えているじゃないか?と笑われて驚いた。
取りに行ってみるか?と言われるので、
モチのロンで、お願いした。
岡崎から豊田の山に向かった。
KS2ではセローについていくのが辛い。
が、衝動買いセローの納車は今しばらく先である。
豊橋カレーうどんツーリングの二の舞的に、
非力さをディスられ続けながら走ること一時間弱。
本当になんでもない、山道の端で、
セローが突然止まった。
そしてそこに、お目当てのワラビが!
ワラワラ、とはいかないまでも、
そっと緑色の茎を枯れた葉の間から覗かせていた。
伸びきったものは固く、
手でポキッと折れるところより上が柔らかく、
食べられる部分だそう。
特にその場所を知っているわけではなく、
何となく走っていると、ありそうな場所は勘で分かるのだそう。
山深いところより、人里に近い、
日当たりのいい道端が見つけやすいとのこと。
え、じゃ、ワラビって、
ほぼ普通に生えてる草ですか?
土筆的な?という質問は、
愚の骨頂だったらしい。
山菜なんてもんは、なんでもそうだわ!と
呆れたような顔をされてしまった。
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