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【報道・オンライン】
「3/1 定期鯖結果」
3/1(日)に行なわれたFreecivオンライン日曜鯖の結果です。
ウクライナ(tatamoさん) 505点
2位 リビア(makiさん) 360点
3位 ソビエト(kinokoさん) 216点
4位 ギリシア文明(kanonnさん) 202点
5位 ドイツ帝国(Bisuさん)168点 【滅亡】
6位 フランス帝国(Functionさん)161点 【滅亡】
7位 キューバ(sensu→バーチャルmohejiAI)131点 【滅亡】
途中参加 ※途中参加者の成績は無効とし反映されません。
【ルール】
T236END。 島戦。自由外交。
1.ドイツ帝国・フランス帝国へのT200以内の侵攻禁止。ただし非戦闘ユニットは例外。
2.ドイツ帝国・フランス帝国へ初期ユニット10体追加。
3.ドイツ帝国にお金をたくさんあげます。(第一次世界大戦の賠償金の過払い金が見つかりました。)
4.ドイツ帝国以外は不思議建設2つまで。
5.リビア・キューバ・ギリシア文明に初期ユニット2つプレゼント。
6.フランス帝国にはナポレオンの隠し財産が発見されました。
7.ソビエトとウクライナはT11から都市建設可能。
8.ギリシアへのT150までの侵攻禁止。
9.ギリシアでオリーブオイルが爆売れ。臨時収入が入る。
【ゲーム終了盤面画像】
※ゲーム終了後の画像の拡大版・高画質画像はこちらから
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【プレイレポ】
「大同盟」
「同盟」それは時に心強く、ゲームを有利に進めるうえで協力し合うことは非常に重要なことである。同盟さえ結べば百人力なのである。ああなんと素晴らしいのだろうか同盟とは。助け合う姿はなんと美しいのだろう同盟とは。
このままずっと同盟していたい・・・・・・。
そう誰しもが思うものです。
しかし、それは同盟の美しいほんの一部を見ているにすぎません。物事には裏がある。人間がいるところ闇がある。
今日はそんな闇の部分をご紹介します。
序盤から先進国のドイツ・フランス・ギリシアの三国同盟が締結され、強大な一大勢力が築かれた。そこにソビエトもギリシアとの二国間同盟を締結。同盟の輪は四か国に広がった。
全世界七か国のうち四か国が同盟という、残された国にとっては絶望的ともとれる状況に思えるが、実はそうではない。
ここで慌ててはならない。もちろん慌てないといけない場合もあるが、今はまだその時ではない。
どうして慌てなくてよいのか?それをこれから説明する。
それはまず第一に同盟とは何か?というものを理解していればおのずと答えは導き出されるのである。
同盟とは「利害」の一致によって形成されるものである。例えば共通の敵からお互いに守りあったり、共通の敵に共同の軍事行動を起こしたりと、お互いの目的が一致したときはじめて同盟が締結される。
すなわち、同盟とはお互いに行動しあわなければよい効果を生むことはないのです。共通の敵を共に攻撃したり、敵が一方の国に攻め込むならすぐに援軍を送ったり、誰かのために行動することで同盟の力が発揮されるのです。
ただ単に勢力を築きたいから同盟をしたり、同盟をしておけば安心だろうなどの目的があやふやな同盟は見かけだけのもので終わってしまうことが多いのです。
今回のゲームで特に同盟の意義を考えさせられたのは、T165のウクライナのギリシア侵攻の場面です。
ギリシアはソビエト・フランス・ドイツの参加国と同盟を組んでいたのにもかかわらず、どこの同盟国も速やかに援軍を送らなかった。
ウクライナは単独でギリシアに攻めています。当然ギリシアにも守備兵はいました。ギリシアで最初に落ちた都市は致し方ないとして、そのあとに同盟国の援軍が間に合えば、どうしたって守り切れるどころか、反転攻勢も可能です。
しかし、そうはならず、ずるずると戦線は押されて、あっという間にギリシア本土は陥落しました。
ここにこの四か国の同盟の無意味さが証明されてしまったのです。同盟は組んでいるけど同盟国は何も動かなかった。本土を取り返すこともできなかった。
同盟国間は同盟はしているだけで、いざ味方の国を救うという考えはないのだと。味方の国が落ちれば四か国におよぶ大同盟の効力も失われるということを。
ただただ科学を交換し合っているだけ。別にそれだけなら、他の勢力から警戒されるリスクのある同盟を締結する必要はありません。
まさに烏合の衆と言わざるを得ない始末です。
大同盟とは名ばかりで実体のない集団に成り下がってしまいました。
どうしてこのようなことになってしまったのか?
まずどこの国もゲームスタイルは異なるにしろ、一位になれなくとも、滅亡は最低限免れたいものです。だからこそお互いに集まって集団的自衛権を得るわけです。
しかし、それが機能しない。現実世界で言うといわば日米同盟が機能しないようなものです。今の日本にとってアメリカが助けてくれないとなったらどれほどの絶望的な状態であるか、皆さんは想像しやすいと思います。
それが今回のゲーム内で起こってしまっているという事実を重く受けとめなければなりません。
まずいえることは、世界には七か国しかないわけです。そのうちの半分以上が同盟を組んだ。世界の半分以上の国の利害が完全に一致するということが現実的なのかというところです。
最初は国力が同じくらいであっても、次第に各国間の格差はスコアという形で開いていくわけです。国力の弱い国ほど同盟を頼り、自力でのスコアトップはなさそうと判断した場合は同盟勝利をより強く望むものです。
一方で同盟内での国力が大きい国は、本来であれば同盟に入る必要もなく、単独でも成功することができます。むしろ国力の大きい国はスコアトップを狙えるので、属国以外の国力の低い国を飲み込んでいった方が得策なのです。
弱小国も上に行くためには同盟であってもそれを裏切って強国を攻める必要があります。
そう考えると同盟はお互いの利害がゼロになった時、もはやそれは意味をなさないのです。そしてそれは同盟が大きければ大きいほど様々な思惑が入り混じりますので、当然利害で維持されている同盟は簡単に崩壊してしまうのです。
ですので、利害がまだ明確ではない序盤から協調の取りやすい二国間同盟ならまだしも、それ以上の大同盟を組むというのは、一時的なもので終わりやすいということなのです。
時代とともに利害は変化するのに、それを基にした同盟が変化しないはずはないのです。
結論としては、むやみに大同盟は組まず、様子見をしながら同盟国を増やしていくのが良いと思います。
また同盟がなぜ機能しないのかについては、「利害が変化するから」のほかに、自国は同盟にどれほど貢献してきたのかということを考えたほうがいいでしょう。自国は同盟のために何も仕事をしていないにもかかわらず、救援だけを要請するという国が多々あります。
国と国の関係の前に、人間と人間の関係なのですから、当然何もしてくれない人が一方的に要求だけしてきたら怒りますよね。それと同じことです。
やはり同盟の力をフルに発揮するのは、こまめな同盟の方向性の確認が重要であることは間違いありません。
「これからどうする?」「ここをこう攻めるから援護してほしい」「これからすぐに援軍送ります」など一言言ってお互いに行動するだけで同盟の価値が変わります。
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