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・勅使河原三郎(ダンス)、マリアンヌ・プスール(ソプラノ)、フローラン・ボファール(ピアノ)などで、シェーンベルクの「6つのピアノ小品」と「月に憑かれたピエロ」
おもしろかった。数年前、バッハの無伴奏チェロ組曲に踊りがついた時には邪魔だと思ったが、この曲に踊りがつくのは違和感がない。かなり不気味な踊りだが、この曲にピッタリ。
「月に憑かれたピエロ」を生で聴いたのは初めてだと思う。退廃と狂気とエロスの世界。人間精神の奥底を垣間見る気分になる。西洋近代の行き着いた先というべきか。ただ、ちょっと長すぎるなあというのが率直な感想。20分間ほどはおもしろく、かつ感動して見ていたが、それ以上続くと辛い。プスールの歌は素晴らしかった。http://yuichi-higuchi.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-2690.html |
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