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2nd chance

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停電ネット奮闘記
青森で震災の停電時にネットを復活させようと奮闘した『とむそん』さんのメモ書きを参考にしています。
今後の停電や計画停電等で使えるか分かりませんが、参考になればと思い、まとめてみました。
実験者とむそん氏
実験場所青森
項目は追記予定
震災時
携帯電話や照明の電源として、自動車用バッテリーを電源として使用
(念のため、車検時に廃バッテリーをとっておいたらしいです)

震災時の状況

ezwebによるインターネットへの接続が困難
Docomoのデータ通信によるインターネット接続は可能

UQWiMaxによる接続が不可能(首都圏)
震災中の停電時
ADSL接続について

NTT東日本は、ADSLモデムへの給電をしているようです。
停電中につきADSL経由のインターネットが不可能と思いきや
モデムとBBルーターに給電したら接続可能。
電気復活後 停電時用の実験
使っていなかったUPS(APC Smart-UPS 700)を充電し、 下記を接続
FAX電話機(Panasonic KX-PW211-S Min 0.7W)
BBルーター(COREGA BAR EX DC12V-0.8A→9.6W)
ADSLモデム(NTT東日本 MS-5[B] DC12V-1A→12W)
無線LANアクセスポイント(COREGA CG-WLAPGMN DC5V-1.1A→5.5W)
スイッチングHUB(BUFFALO LSW10/100-8MN AC100V→5W)

合計:32.8W

耐久試験を決行。

電池の状態が良くなかったのか、満充電でなかったのか
2時間程度で電池残量が少なくなったことを示す警告ブザーがなり始める。

満充電後再試験実施:2.5時間に警告ブザーが鳴り始める。

APC SmartUPS700は接続された機器の消費電力が35Wの場合140分の給電能力があるため、相応の能力を発揮したと判断できる。

APC Smart-UPS 700仕様書「11.ランタイム」 P17
ftp://ftp.apc.co.jp/spec/SU700J_SPECver4.pdf
計画停電の考察
電話回線について

固定電話は集合住宅の場合は構内交換機がある場合ですが、
交換機への給電が止まると使用不可能になります。
管理者に確認をした方が良いでしょう。

光電話の場合は、宅内機器へなんらかの方法で給電しても
電柱上のエンクロージャーと呼ばれる機材に給電されないと
交換機と通信できないとのことなので、
インターネットへの接続はおろか電話も使えません。


ネット接続可能な電話回線

アナログ回線
ADSL接続
NTT側で交換機に給電されている
の場合は、電話もインターネットもできる可能性が高いです。


無停電電源装置(UPS)について

停電時間が三時間程度であれば
秋葉原で大きめのUPSを仕入れておくと凌げるかもです。

参考URL(価格.com)
http://kakaku.com/pc/ups/


電話機について

使用する電話機ですが、昔の黒電話が理想です。
電話線に接続するだけで受話器から「ぷー」と聞こえる電話機で良いです。
リサイクルショップなんかに古い電話機が沢山あるので狙い目です。

現在主流のFAXフォンやコードレスフォンは商用電源による給電が必須です。

計画停電
ついに地元でも計画停電が3月17日に実施されます。

日中に停電が実施されますが、家には誰もいないので電話機のみ給電することにしました。

現在UPSには電話機のみ繋がっています。