(朝も回って良い時間、遅めの起床と共に目覚ましの為、冷たい缶コーヒーを抱えて自室前の廊下から窓の外を眺める。ノートパソコンを開くと、しゃがんだ膝の上に乗せてディスプレイをオンにする。午前中の制作活動を此処でする算段のようで)
……ふあ。
(大きな欠伸をひとつ。缶のプルを上げてぐいっと一口飲む。眠たげな目を擦り、強めに付けていた冷房のせいで少し冷えた体に冷たいコーヒーで凍えてしまう)
「あったか~い」のにすればよかったな。選択間違うたわ。
しっかし。朝飯何食うかな。冷蔵庫ン中ストック空やったわ俺の食料。
(ポケットの中の小銭を探る。30円出てきた。何を買えと、と肩を落としてまた仕舞い、コーヒーをちびちびと長持ちさせる)
…………やさしいお兄さんがパンでも奢ってくれんかな…。つか、煙草で我慢するか…?
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