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ささ哲


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タイトル
絶対可憐チルドレン 1 (少年サンデーコミックス)
説明
小学館
椎名 高志
2005-10-18
¥410
レビュー
 Yahoo!デコレーションというコミュニティサイトで出会った中学生の女の子(たぶん)がサイトで紹介してくれた漫画・アニメ。普通人(ノーマル)に対峙する超能力者(エスパー)の台頭による世界の破滅という悪夢的な予知の現実化の回避がテーマ。エスパーレベル最高の7であるエスパーは日本にはたった三人(しかもみな少女)、薫、葵、紫穂。その直接的な上司である皆本(ノーマル)は個性的で乱暴な三人の教育・指導に奔走する。ある日、とある予知能力者が、三人が将来、ノーマルたちに対峙し、多くのエスパーとともに世界を破滅へと導いてしまう、という予知イメージを皆本に伝えるところから、ストーリーの骨格が見え始める。
 強大な力の扱いにくさや、人間の、運命をも変え得る潜在的な力の可能性を信じずにはいられなくさせる、漫画やアニメに特徴的な内容が、終始ハイテンション、ハイテンポで展開していく。
 皆本(大人(の男性))と薫(現代的な(女の)子)の間の意志疎通の難しさや互いの愛情表現のぎこちなさを、世界の存亡を賭ける張り詰めたストーリーの中で熱く切なく、そしてジョークたっぷりに語る爆笑コメディ。
作成日
2010年09月20日(月) 16時07分
評価
  4点
人間の可能性をどこまでも信じたくなるアニメや漫画ってとても多いよね。こんな乱世でも、いや乱世だからこそ、少年少女に夢と希望を与えたい。そんな意図が作者・著者たちにはあるのだろうか…?子供たちにとって真に力となり得るのは現代という不可思議な時代においてなんなのか?そんな問題提起もしてみたくなる。
2010年09月20日(月) 16時21分
アニメやマンガ、もっと言えばサブカルチャーは、時に哲学より哲学らしく感じるときがあります。
身近にある「野の哲学」、みたいな。

こういうことを思うのは、単に哲学不足だなんて思いたくないな。
ローマン・ささ
2010年09月20日(月) 16時31分
描く人達は皆さん自分の道を行ってる人達だろうから、その表現に彼らの個性的な世界観が如実に表れるんだろう。
 漫画なら今までの学問の普遍性による抑圧を避けることができるだろうしね。哲学はようやくその普遍性という権威を捨てさせられる羽目に陥ったんだと思う。学者たちは押しなべて普遍性を忌避する方向に進んでいるはずだ。そうしないと袋小路に入ってしまうことに気付いているからだろう。
 みな推量的表現で申し訳ないのだが…。僕のレベルでは断言はつい避けたくなる(笑)
2010年09月20日(月) 18時39分
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