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だいたい完成に近いので、掲載してみます。
フランスのシャルトルのノートルダム寺院の北のバラ窓
のステンドグラスに使われているものと僕の気に入った形がほぼ似ていたので、マンダラ塗り絵が100個のっている本から、それをコピーし、自分なりの配色やデザインを追加しました。
前にも述べたとおり、曼陀羅は、個々人の固有の精神のバランスを表すことが多く、世界観というかカテゴリーというか形而上学的な意味を持つ、「一人サイズの哲学」ともいえる人類の英知の中でも際立って重要な存在といえる。いわば、その人にとっての真理とも言えよう。この絵をより詳細に書けるようになることが個性化を意味するともいえる。
この多様性にとんだ存在を一般化したもの、つまり、普遍性を持った抽出物を見出すこと。その理法を見出すことが僕の目標だったわけだ。
そして、それが情報相関性理論という形でまとまると考えている。その布石として集団的なエンタングルメントに関する法則が必要になる。
その法則は事実上、情報相関性理論のエッセンスになる。
すなわち、その人の精神構造ともいえる、縁の構造は、その人を中心に展開する、量子情報(光量子)のネットワークだからだ。
つまり、その量子情報のネットワークこそ、人類の共有する、自己というか精神であり、宇宙全体、いや考え方によっては、宇宙の外にまで通じていると考えられると思っている。宇宙の外側にも秩序がまったく存在していないわけではないだろうし、宇宙の中でも完全に秩序に満ちているわけではないからだ。
したがって、その連続し、エンタングルメントしている、この世界の光量子のすべてを、個々人が認知することが、超越的直観、すなわち悟りであるということになるのだろうと僕は考えている。ちなみに僕は科学的推論を混ぜて、そのことを推察しているだけで、悟っているわけではない。
ただ、このことが科学的に確認できたとすると、人間の生死というものが何なのか明白になる。単に肉体からその光量子たちが抜け出してもどってこないことことがいわゆる死である。魂の浄化とか、欲からの解放とは、この体内の光量子たちの流れの乱れが解消されることであり、それはストレスからの解放も意味することになるのだ。 |
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