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僕の考えるトレサスのコンセプトです。
少し表現の修正と加筆を行いました。
結論1:サスのスプリングによる衝撃吸収効果は0。
これはスラダンのバネが蓄えることのできる弾性エネルギーを計算してみて分かったことですが、着地の衝撃に対して、桁が2つ以上違うレベルで小さいようです。
結論2:ショックアブソーバーは不要。
結論1から、弾性エネルギーが無視できるレベルでしたので、アブソーバーで逃がす必要はありません。
もちろん、バネのせいで逆にホッピングしてしまうという可能性も無視できます。
結論3:サス=シャーシ下面を接地させる衝撃分散システム。
サスの意義を改めて考えると、シャーシやブレーキを意図的に接地させることによる衝撃分散。
つまりはユーロシステムあたりと同じコンセプトではないかと。
スプリングはあくまで、着地の瞬間にシャーシ下面を接地させて衝撃を逃がした後、速やかに車高を戻す働きが期待されます。
結論4:最低車高0mm~任意の車高で変動させるストローク。
以上から、ストロークの理想的な範囲を考えます。
私の考えるコンセプトでは、最大ストローク時は常にシャーシ下面が接地したとき=車高0mmになります。
あとは低重心化や芝対策を考えながら、基準となる車高を決めます。
その結果、バネのストロークが小さくなってもOK。
なぜならバネに衝撃吸収効果はないと考えるからです。
(ただし、バネのストロークを伸ばす、バネの材質を変えることで接地時間をコントロールできるなら検討の余地は十分にあります) |
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